2月 16, 2026
アルコール性認知症を疑った際の相談の流れ
疾患によって症状の進行度はさまざまだが、アルコール性認知症の場合は急激に症状が進行することがあり、放置すれば重度の認知症になる可能性も無視できない。そのため早期に発見し、適切な治療や介護を受けることが重要である。
アルコール性認知症を疑ったら、介護者が最初に相談すべき場所はかかりつけ医だ。かかりつけ医は、患者の健康状態や生活習慣を把握しており、必要に応じて専門医への紹介や検査の手配をしてくれる。
専門医としては、神経科、精神科、老年内科などが挙げられる。神経科では、脳の画像診断や神経心理検査などで脳の損傷や認知機能の低下の程度を評価する。精神科では、アルコール依存症やうつ病などの精神的な問題に対する治療やカウンセリングを行う。老年内科は、高齢者がかかりやすい疾患の治療に特化しているため、高血圧や糖尿病などの生活習慣病、栄養不足などの身体的な問題に対する治療や指導を複合的に行う。
地域包括支援センターとは、高齢者やその家族に対して介護や福祉に関する相談や支援を行う公的な機関である。地域包括支援センターでは、アルコール性認知症の介護に関する情報提供や相談を受け付けており、必要に応じて訪問介護やデイサービスなどの在宅サービスや施設サービスへの申し込みや手続きの支援をしてくれる。
以上のように、アルコール性認知症を疑ったら介護者はまずかかりつけ医に相談し、そのあと専門医や地域包括支援センターと連携しながら、適切な治療や介護を受けるという流れが望ましい。
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